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読書

葉桜の季節に君を想うということ

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あらすじ(ネタバレあり。注意!)

現代編1

元探偵の成瀬将虎は、ガードマンに家庭教師、その他諸々をなんでもこなすフリーター。女遊びも大好き。

同じフィットネスクラブに通う久高愛子から、悪質な霊感商法会社(蓬莱倶楽部)に騙されて家族が殺されたのでは?と相談を受け、調査を依頼される。

その後、自殺を図ろうとしていた麻宮さくらを助け、その後も色々とつきあわされている間に将虎はさくらに恋をする。

将虎がPC講師をやっていたときの生徒に、安藤士郎(安さん)という老人がいる。

安さんから依頼を受け、昔別れた妻との子の様子を探ることに。

捜査の末、元妻が開いた店で働いていることが分かり、安さんはショックを受け、抜け殻のようになってしまう。

安さんはしばらくして将虎を呼び出し、自殺し、自分にかけた保険金を子に送るよう遺書を残す。

古屋節子編

昔から流されやすかった古屋節子は、蓬莱倶楽部の魔の手にかかり、莫大な借金を背負わされ、脅されて手先となってしまう。

蓬莱倶楽部に反する人間の殺害(久高愛子の家族含む)にも加担してしまい、罪悪感を感じつつも手先を続けるしか無いことに絶望する。

探偵時代編

将虎が19歳の頃(探偵をやっていたとき)、ヤクザの依頼(惨殺(ナイフでズタズタ、内蔵が引きずり出されている)の調査)を受け、スパイとして潜入することになる。

そこで麻薬の取引が何者かに襲撃され、奪い取られる事件が発生する。だが、調査を進めるうち、兄貴分が何者かに惨殺(↑で書いた死体と同じ状況)されてしまう。

調査は難航するが、木暮明里という容疑をかけられていた女性が突如自白して自殺してしまい、事件は収束する。

だが、火葬前に将虎の推理により医者の解剖が行われ、死因がナイフによる殺害ではなく、麻薬中毒によるものと判明する。

その後、将虎の推理が披露され、

  • 襲撃は自作自演であり、麻薬を飲み込んで売りさばこうとしていたこと
  • 兄貴分がズタズタにされていたのは、共犯者によって麻薬を取り出そうとしていたためであること
  • 木暮明里が死んだのは、情報が漏れることを恐れ、 共犯者が自殺に見せかけて殺害したこと

が明かされる。

その後共犯者は処罰され、探偵時代編は幕を閉じる。

現代編2

話は現在に戻り、蓬莱倶楽部の調査を進めるうち、安さんの死に蓬莱倶楽部が関わっていることが分かる。

蓬莱倶楽部の事務所に潜り込むも捕まってしまったが、なんとか逃げ出し、自宅にさくらを呼びつける。

そこでさくらが実は蓬莱倶楽部の手先であったこと、さくらの実名は古屋節子であることが明かされる。また、将虎やその妹、愛子など、登場人物の大半が実は老人であること (実は探偵時代編は50年近く前の話だった) が明示される。

そして将虎は節子に出頭を提案するが、拒まれる。

だが、諦めないなら手助けをしてやると将虎が言い、節子はそれを受け入れて幕を閉じる。

Good!

  • 様々な伏線を物語中に張り、最後に綺麗に全部回収している
  • 登場人物のキャラクターが立っており、特徴的
  • 年齢を明確にしないことで成立する、小説ならではの叙述トリック

Bad...

  • 特に思いつかず

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